経済の基礎的要因のことをファンダメンタルズといいます。
各国の物価、景気、金利、経常収支、通貨政策などが為替レートに反映されるのです。
FX相場には世の中のあらゆる事象が影響しますのでファンダメンタル分析が大切になります。
ファンダメンタル分析と経済指標
ファンダメンタル分析で分かりやすいのは経済指標です。
経済指標は各国の経済状態を数値化したものでFX参加者のほとんどの方が参考にしています。
経済指標はFX会社などが作成していますのでどのような指標発表があるのかをトレード前にチェックしておくと良いと思います。
FX会社の経済指標カレンダー
重要度にマークを付けてくれていますので初心者でも分かりやすいですね。
注目の経済指標
経済指標は多数ありますが特に重要度が高くて為替レートの動く要因になるものをあげてみます。
雇用統計
米国の雇用統計は第1週の金曜日に発表されます。
日本時間で夏時間は21:30、冬時間は22:30発表ですので覚えておいてくださいね。
米国の雇用統計は経済指標の中でも最重要指標になります。
各国政策金利
各国の中央銀行で金融政策が決定されます。
政策金利でも為替レートが大きく動く要因となりますので注目です。
中でも特に重要なのがFOMC政策金利発表になります。
要人発言
国の経済政策を担っている関係者が声明発表をすることで時に為替相場が大きく動くことがあります。
日本銀行総裁、FRB議長、ECB総裁などの要人発言時には注意が必要です。