FXは通貨を買ったり、売ったりすることで利益を狙います。
為替レートは常に変動していて価格が売値と買値の2つ存在しています。
この売値と買値の差のことをスプレッドと言います。
売値BIDと買値ASK
FX取引き時には売値と買値が表示されていますが、売値のことをBID(ビット)・買値のことをASK(アスク)と表示されている場合もありますので覚えておきましょう。
売値(BID)はいくらで売ることができるのか表示していて、買値(ASK)はいくらで買うことができるのかを表示しています。
この差は取引手数料のようなものなので少なければ少ないほど有利です。
スプレッドはFX会社によって異なります。
スプレッド表示に銭とpips
スプレッドの単位に銭とpipsという単位が使われています。
取引きする通貨ペアの片方が日本円の場合には銭が使われることが多いです。
日本円以外の通貨ペアの場合にはpipsが使われています。
実際の取引き時のスプレッドは?
例えば米ドル/円のスプレッドが0.3銭の場合のことを考えてみましょう。
0.3銭は0.003円になります。
とても低いですね。
しかし、この0.003円は1通貨あたりのことです。
多くのFX会社では最低取引き単位というのがあります。
まとまった単位でないと取引ができません。
ほとんどのFX会社では最低取引き単位が1000通貨や10000通貨からとなっているため実質的なスプレットは1000通貨で3円、10000通貨で30円となります。
0.3銭の時には感じませんでしたが、1回の取引きで30円かかるのであればスプレッドは少ないほど有利になることが分かりますよね。