ダブルトップもダブルボトムも考え方は同じです。
FX相場の天井圏で出現する場合がダブルトップで、底値圏で出現するのがダブルボトムになります。
ポイントは2つの山を作る時に最初の山を次の山で高値(安値)更新できなかった場合がより条件が良いです。
2つの山の間には谷を作りますがここをネックラインと呼んでいます。
ダブルトップ・ダブルボトムのエントリー方法
2つの山を作った後に再度ネックラインを割った時点でエントリーします。
ダブルトップの場合は売り、ダブルボトムの場合には買いです。
ダブルトップ・ダブルボトムの利確目標
利確位置はネックラインからダブルトップを作った高値までの幅と同じとすると良いとされています。
欲張ってしまうと逆行してくる場合がありますので気を付けてください。
損切り位置はダブルトップの高値より少し上になります。
ダブルボトム形成の失敗例
ダブルボトムにならなかった例をみてみましょう。
相場の底値圏で2つの山を作っています。2つ目の安値が切りあがっていてダブルボトムの条件が整いました。
しかしネックラインを越えられずにもみ合いのようになっていますね。
FX相場では思惑通りにならないこともあります。
yume-fxの考え
ダブルトップはネックラインを割ったらエントリーというのが一般的です。
しかしネックラインからエントリーした場合には損切りポイントがとても深くなってしまいます。
利益と損失の割合が1対1になっているので理想的といえばそうなのですが・・
私は効率があまり良くないと思っています。
できればダブルトップになることをある程度予測しておき2つ目の山を作りはじめた時にエントリーをしたいですね。
そのようにすると損切りが浅くて済みますし、利確目標を多くとることが可能ですから。
ダブルトップ・ダブルボトムの早期エントリー方法
エントリーする時間よりも長期足をチェックします。
長期足がトレンド中であればエントリー後にそちらに動く場合がありますので損切りは必ず入れておいてください。
エントリーはボリンジャーバンドや水平ラインを使いタイミングをはかります。
この手法はエントリー時には迷わずに、エントリー後には危ないと思ったら早めに損切りすることが大切です。
少し難しいので慣れるまでは検証してみてくださいね。
相場観が身についた上級者向けのエントリー方法になりますので決して無理はしないようにしてください。